7月18日,5か月ぶりに再開した絵画教室には12人の子どもたちが集まりました。はじめに配られたのは,宇宙の写真。
「きれーい。」
「今日は何するの、宇宙描くの」
など思ったことを口にできるのが絵画教室。
三田先生の「今日は、きらめく宇宙星座をつくるよ。」の声に、気持ちが宇宙星座に向かう人,どうやって作るんだろうと不安げな人。オイルパステルと黒画用紙を渡され,星の色を決めて画用紙に星を点々で描き始めると、それぞれの画用紙の上に宇宙星座が広がり始めました。
「宇宙にはブラックホールがあってね‥‥」
「小さな星がいっぱい広がっているんだよ。」
「次はどんな色の星にしようかな?」
「星がどんどん大きくなって…‥星の上に星が広がって‥‥」
ものすごい勢いで宇宙を作っていく人,じっくり丁寧に星の世界を作っていく人,色を次々重ねて宇宙空間の色を作り出す人‥‥
三田先生が時々「ちょっと見て、○○さんの宇宙だよ。」と制作中の作品を紹介されると
「わーっ、きれい。」
「おおー、宇宙に吸い込まれそうだ。」
と称賛の声。作者の少しはにかんだ笑顔に自分の作品への愛着がうかがえます。もちろん、このやり取りが聞こえないかのように自分の作品作りに没頭している人もいます。約1時間後,台紙に張って作品完成。作品を作りながら浮かんだ詩を書き加えた人もいました。みんなの作品を並べて鑑賞会。それぞれの個性きらめく宇宙星座が並びました。