7月15日(月・祝)10:00~12:30、 中区地域福祉センターにおいて、発達障がい児・ 者を持つ親向け学習会を開きました。
広島大学大学院教育学科研究科客員準教授でクローバーの会の理事 でもあるエリクソン・ユキコさんに、「 子どもの年齢に合わせた子育ての仕方・親の心構え~ 思春期をうまく乗り越えるために~」 という演題でお話しいただきました。
6月19日に中国新聞で紹介されて以降、 講演会間近まで問い合わせの電話が相次ぎ、 要望の高さが伝わっていました。当日の参加者は82名、 初めて講演会に参加される方が結構いらっしゃいました。
講話はまず「大人になってから適応の良い人の傾向」に続いて、「 本人が困っていること」」を話され、子どもを過小評価・ 過大評価しないために、 発達障がいの特性の理解や子どもへの対応例を話されました。
家庭の中で役割を持たせ、 子ども自身がバランスをとることを教えることや、 親自身も自分のサポートができるところを見つけることの大切さを 話されて、2時間のお話が終わりました。
質疑応答に入ると次々と質問が出され、 時間を延長して講演会を終了しました。
終了後も相談される長蛇の列ができ、 親御さんの悩みや心配事に応える機会が不足しているのだと痛感し ました。思春期以降の子どもを育てる親向けの学習会を、 今後も開催していきたいと思います。